まるでCGのような写真を撮ることができるHDR機能。
明るさを変えて複数枚撮影する必要があるので動いている対象には使えませんが、明暗が極端なシーンでは面白い効果が得られます。
HDR写真を撮るには、カメラの機能を使う方法とブラケット撮影を行い後で合成する方法があります。パラメータを細かくいじれる後者の方が個人的には好みです。その分、すぐにSNSに上げることができないデメリットがあります。
今のワークフローをメモしておきます。
後で合成するためにHDR用の写真を撮影する場合、ブラケット撮影を行います。ブラケット撮影とは、ワンショットで設定値を変えながらカメラが複数枚撮影してくる機能です。低価格帯のコンデジには機能がないかもしれません。
露出ブラケットで+2, 0, -2を指定して撮影しています。本当は、全ての写真のピントを合わせるために絞りの値は一定にするのがセオリーらしいのですが、あまり気にせず撮ってしまっています・・・。
合成には、HDR用のツールを使います。Photomatixが有名らしいです。
HDR合成用写真編集ソフトウェア - HDRsoft社のスタンドアロンプログラムとLightroomプラグイン
これを使うとほんとにCGっぽいケバケバしい(ほめ言葉)写真にすることができるようです。
が、今はお金もないので、CanonのデジカメについてくるDigital Photo Professional 4を使います。サムネイル画面で、先ほど撮影した画像3枚を選択します。
この状態でHDRツールを起動します。
ツールのパラメータで合成具合を変更できます。テンプレートもありますが、4種類くらいしかありません。ちょっと寂しい。
ここをごにょごにょっとして好みの写真になったら保存します。Photomatixの作例のようなまさに!という写真にするのは無理らしいのですが、結構面白いです。ぜひお試しください!